ヨーロッパの魅力がつまった名車ロータス

工具たち

イギリスの自動車メーカーのロータスは、1952年に設立されました。その特長は、スポーツカーに特化したクルマ作りを行っていることです。その中でも名車として人気があるのがヨーロッパです。

初代ヨーロッパか登場したのは、1966年のことでした。軽量コンパクトなボディの特性をいかして、非力なエンジンによるパワー不足を補いました。また、シャープなハンドリングが持ち味で、コーナリングシンとして、他の大排気量マシンにも負けない走りを実現しました。

ヨーロッパはやがて巻き起こるスーパーカーブームの波にのって、日本国内でも大人気となっていきます。特に、漫画のサーキットの狼で主人公の愛車として、このヨーロッパが選ばれたことが人気に拍車をかけました。また、イタリアのフェラーリやランボルギーニーなどのスーパーカーに比べて、非常に安く購入することができたのも人気の秘密です。スタイリングにおいても、その車高の低くさと、ミッドシップにエンジンを搭載するために、リアにかけて平坦なシルエットになっているのが大きな特長です。

名車と呼ばれるようなクルマは、他のクルマにはない個性があるものですが、ヨーロッパはまさに個性の塊のようなクルマと言って良いでしょう。