伝統があるカワサキの名車

4台を前輪だけ写す

カワサキのバイクは玄人受けするものが多く、その男らしいデザインから名車と呼ばれる車種が多いです。特に大型バイクは昔も今も男の憧れと呼ばれるようなものばかりです。

代表的な名車として、Zシリーズがあります。特に初期のZ1、Z2は少年漫画でも登場し、少年たちの憧れとなりました。また無骨さを感じさせながらも、実際に走らせれば非常に扱いやすいモデルであることも人気の秘訣です。

Zシリーズと人気を二分する代表モデルがWシリーズです。特に往年のW1の後継者であるW650はスポーツバイクが多い大型バイク市場で、空冷二気筒のクラシックなデザインを押し出したモデルで、非常に乗りやすく、そのデザイン性の高さから多くのファンがいます。排ガス規制により生産終了してW800という後継者モデルも登場しましたが、それも新たな規制で生産終了となり中古市場では高値がついています。

その他にはスポーツバイクの代表選手であるNinjaシリーズがあります。現在は普段使いもできる250㏄のエントリーモデルからミドルクラスの400、650、大型スポーツバイクの1000まで取り揃えており、カワサキを代表するモデルとなっています。海外でも非常に多くのファンがいます。

人気と魅力をもっている名車ボスホス

バイクと船

ボスホスモーターサイクルは、1990年に設立された、アメリカ合衆国テネシー州ダイアーズバーグ市にある、オートバイ製造会社です。

総排気量5700ccを超える、クルーザータイプの超大型車を扱うメーカーとして有名です。日本ではあまり知られていませんが、本場アメリカでは、あの、名車ハーレー・ダビットソンと並ぶ人気を誇っています。

2007年までは、8200ccが製造されていたほどで、人気の秘密は何といっても、その存在感です。アメリカGM社製のスポーツカー用V8エンジンを搭載しており、その車体の大きさと、一瞬でワープするような加速力、そしてV8サウンドが大きな魅力です。

最近ではオートバイだけでなく、トライク(三輪バイク)の製造にも力を入れています。名車といわれるその存在感と迫力はそのままに、オートマチックで取り回しも軽いトライクは女性にも人気があり、全体の生産の約7割を占めています。日本には1992年に上陸しました。栃木県足利市にボスホスジャパンがあります。国内では唯一の取扱店でしたが、2006年、東京都板橋区に正規販売代理店がオープンしました。新車、中古車ともに取り扱っています。新車だと800万~1000万円ほどするので、中古で購入したい方にはお勧めです。